アレルギー疾患
原因物質(ダニ、ほこり、花粉、食物、薬物など)の摂取により生じた過剰・異常な免疫反応が、病気の本態です。
そこで、
アトピー性皮膚炎:
乳児から成人まであらゆる年代に発症し、強い痒みを伴う湿疹に代表
される病気です。スキンケアを基本的対応とし、原因検索の上で原因除去や軟膏治療を組み合わせて治療を進めます。
小児喘息(気管支喘息):
気道過敏性から、咳や喘鳴、呼気延長が引き起こされ、呼吸が苦しくなる気道系の病気です。誘発因子の検索の上で環境を整え、吸入や薬物による抗炎症療法を用います。
食物アレルギー:
原因となる食物を摂取後に引き起こされるアレルギーです。症状は皮膚や呼吸器、消化器などに及びます。原因検索の上、除去食療法などの食事療法を基本に、症状に合わせて薬物による抗炎症療法を併用します。
鼻・結膜アレルギー:
花粉症に代表されるアレルギーです。原因検索の上で環境を整え、予防的治療から、症状を緩和させる抗炎症療法などを用いて治療を進めます。